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send ale to JAPANESE MUSIC SCENE


現在、全世界、そして全ジャンルの音楽シーンが、再生へ向けて新展開の模索を推し進めている状態です。夏のフェスも軒並み中止となり、ホールやライブハウスはソーシャルディスタンスや換気・衛生対応に追われて、喘ぎ苦しんでいます。
それでも、音楽は死にません。今回は、そんな今の日本の音楽シーンにわずかながらでもエールを送る意味で、おすすめの国内のband/グループのお話です!


10代後半から今まで、洋楽を好んで聴いてきたこともあり、邦楽に関してはほぼ無関心でした。けれども、数年前にたまたま聴いた日本人ROCKBANDが非常にかっこよく、それがきっかけで邦楽も良いものだなと思い、色々と聴くようになりました。

そこで、今回は最近よく聴いている6アーティストを独断と偏見でミュージックビデオとともにご紹介いたします。(曲名をクリックするとYoutubeのミュージックビデオの視聴ができます)

Pay money To my Pain(ペイ マネー トゥ マイ ペイン)

邦楽を改めて聴いてみるきっかけになったラウドロックバンドです。

歌詞が全て英語で、洋楽のようですが実はメンバーは全員日本人です。

メンバーはK(Vo)、PABLO(Gt)、T$UYOSHI(Ba)、ZAX(Dr)の4人ですが、残念ながらボーカルのK(後藤慶)は2012年12月30日に31歳の若さで急逝しています。

生のライブパフォーマンスが見てみたかったです。

3曲目の「Voice」はONE OK ROCKのTakaがボーカルで参加した曲で、急逝したKのために作って歌った、とても泣ける曲です。

PICTURES 2011年にリリースされた「Remember the name」に収録

Same as you are 2009年にリリースされた「after you wake up」に収録

Voice 2013年にリリースされた「gene」に収録

coldrain(コールドレイン)

ay Money To my PainのMVを見ていたら関連動画で流れてきたのを見つけたのがこのColdrainです。MVを見てみたところ、これまたかっこいい。

Coldrainも歌詞は全て英語です。

メンバーはMasato(Vo)、Y.K.C(Gt、Key)、Sugi(Gt、Vo)、RxYxO(Ba、Vo)、Katsuma(Dr)の5人。

ボーカルのMasatoが日本人とアメリカ人のミックスで日本語、英語とも話すようです。

2曲目の「8AM」はアニメ「はじめの一歩」のエンディングテーマに使用されました。

Final Destination 2009年にリリースされた「Final Destination」に収録

8AM 2009年にリリースされた「Final Destination」に収録

Six Feet Under 2012年にリリースされた「Through Clarity」に収録

マキシマム ザ ホルモン

たまたまCSのMTVをつけていたら、このバンド、マキシマム ザ ホルモンのMVが流れていて衝撃を受けて聴くようになりました。

メンバーはマキシマムザ亮君(Vo※クリーンボイス、Gt)、ダイスケはん(Vo※デスボイス、シャウト)、上ちゃん(Ba、Cho、Vo)、ナヲ(Dr、Vo)の4人。

日本語で歌ってるのですが、この、また何歌っているのかよく分からない感じがまた良いです。マキシマムザ亮君のクリーンボイスと、ダイスケはんのデスボイスのマッチングも最高です。

1曲目の「これからの麺カタコッテリの話をしよう」はマンガ+CDの書籍として発売され、オリコン週間BOOKランキング総合部門で2位を獲得。

maximum the hormoneⅡ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~ 2018年にリリースされた「これからの麺カタコッテリの話をしよう」に収録

maximum the hormone 2013年リリースの「予襲復讐」に収録

え・い・り・あ・ん 2013年リリースの「予襲復讐」に収録

Cö shu Nie(コシュニエ)

東京喰種のアニメのオープニングで初めて聴いて、女性ボーカルも魅力的と感じました。

メンバーは中村未来(Vo、Gt、Key)、松本駿介(Ba)、藤田亮介(Dr)の女性1人、男性2人の3ピースバンドです。

先に紹介した3バンドとは違いラウド系ではありませんがピアノを使用してスピード感のある楽曲などとても素晴らしいです。

1曲目の「asphyxia」が東京喰種で使用された曲です。

asphyxia 2019年リリースの「PURE」に収録

絶体絶 2019年リリースの「PURE」に収録

bullet 2019年リリースの「PURE」に収録

女王蜂

このバンドも東京喰種のエンディングで聴いてファンになりました。
映画版の東京喰種Sにも主題歌として楽曲を提供しています。

ボーカルのアヴちゃんの女性のような高音、男性の低音で歌い上げるのも魅力です。

メンバーはアヴちゃん(Vo、Gt)、やしちゃん(Ba)、ルリちゃん(Dr)、ひばりくん(Gt)の4人です(メンバー全員の本名、国籍、性別、年齢が未公表)

今年の5月にはボーカルのアヴちゃんが写真集を出しています。

1曲目の「HALF」がアニメ「東京喰種」、2曲目の「Introduction」が映画「東京喰種」で使用されました。

HALF 2019年リリースの「十」に収録

Introduction 2019年リリースの「十」に収録

売春 2015年リリースの「奇麗」に収録

東京ゲゲゲイ

最後は、bandというよりは、bandシーンと密接な関わりのあるユニット/グループ。リーダーのMIKEYがBOW、MARIE、MIKU、YUYUと活動するアーティスト集団とあります。

女王蜂からの繋がりでMVを見て衝撃を受けてから頻繁にMVを見るようになりました。

MIKEYはゲイと発表しているようです。

メンバー全員が歌って、ラップしてキレッキレなダンスをする集団です。

ONE OK ROCK「The Way Back」のMVをYUYUが振付けMARIE、MIKUがダンサーとして参加しています。最近ではドラマ「ハケンの品格」でもキレッキレなダンスを披露しているようです。

ゲゲゲイの鬼太郎 ドリカムの吉田美和がマイケル・ジャクソンのスリラーを超えると絶賛したらしいです。

Yes or No ノリの良い曲にキレの良いダンスが最高です。

さよならダーリ YUYUのソロダンスもかっこ良いです。


というわけで、6つのband、グループを一気に紹介してまいりました。
邦楽を色々聴いてきてみて、やはりmade in Japanならではの魅力を感じることができましたし、新しい発見が沢山あり視野が広がった気がしました。
趣味に限らず、何事も視野を広く持って新しい試みにチャレンジしていけたらと思う今日この頃でした。

日本の音楽・エンターテインメントシーンも、この苦境を乗り切り、新たなフェーズを創りだしていってほしいです。星野源さんや、山下達郎さんなど、ライブの新しい配信方法に着手しているアーティストも増えてきています。そこから受ける新しい刺激に期待しています!