週末大工日記 Vo.2(DIY達人への道)
こんにちは、週末大工日記の第2回です。
早いもので前回から5ヶ月近く経過しようとしています。
今回は私的な工作ではなく、宗美から販売することを前提に製作している「ヘキサゴンシェルフ」の誕生秘話について紹介させてもらいます。
元々は、UVプリンタを使ったちょっと小洒落たデザイン要素を持つ看板として、取引先企業様にご案内し、サンプルとして提供し、販売につなげる目的で製作していました。(今でも気持ち的には継続中!)
最初のトライは全くノウハウの無い中、のこぎりを使って全て手作業だったため、カタチが歪でとても商品になる代物ではありませんでした。(そんなわけで写真の掲載は無し)
ネット上の動画(YouTubeや画像&動画収集アプリ)を見て作り方を参考に予習をしてから、丸ノコやトリマー等の電動工具を借りるためカインズホーム新座店の工作室に通い、失敗を繰り返し試行錯誤を重ねていくうちに精度が向上してきました。
“またホームセンターに行くのか”と家族も苦笑いでしたが、一心不乱に取り組みプロトタイプが完成し、宗美のエントランスへの取り付けまで何とかこぎつけました。制作部のU氏の手助けもあってTwitterで使われているキャラクターを借りてUVプリンタで印刷、それなりのモノに仕上がって一応は満足。
この商品をECモールで販売することも視野に入れていましたが、なにせ製作コストが高すぎるのと難易度が高いため、アクリル板&UV印刷無しのシンプルな棚へと仕様変更することにしました。
看板は1×4(約19mm×89mm)サイズでしたが、物を置くために1×6(約19mm×140mm)で奥行きを増してみました。
しかし、ここで問題発生!
60°斜めのカットは慣れてきたのでうまくいきましたが、1週間近く組み立てずに保管していたら木材が反って接合面が一致しなくバラツキがでてしまいました。送料を抑えるため組み立て式を検討していましたが、完成品を配送することに方針転換しました。
※背景はAcuity(UVプリンタ)で出力した、オリジナル製品の窓ガラスに貼る「光を取り入れつつプライバシーを守れる粘着シート」
さまざまな工程で壁にぶつかり、製品開発の難しさを痛感して、正直“やめてしまおうかな”と思ったこともあったけど、何とかカタチにすることができてホっとひと息つけた感じ。
今後は需要を探るためプレマーケティングを実施しながら、商品化するべきかを検討していくことになります。
<番外編>
筆者が出没するDIY目的のホームセンター(以下は私的評価です)
①カインズホーム新座店 | ◎工房で電動工具を使える、店までの距離が近い(約12km) 〇ちょっとユニークな品揃え △木材の種類が少ない |
②ジョイフル本田瑞穂店 | ◎木材の種類が豊富で低価格 〇JOYFUL2というアート・クラフト専門店がある △距離が遠い(約26km) |
③スーパービバホーム三芳店 | 〇ジョイフルより一回り規模を小さくした感じで、アート・クラフト専門店もある △距離(約20km)も品揃えも上記2店舗の中間 ×DIY商品数が物足りない |